蜃気楼の一種 気温差で出現
だるま夕日の仕組み
「だるま夕日」は太陽の光が屈折することで起こる蜃気楼の一種です。通常光はまっすぐ進みますが、密度の異なった空気を通ると光は曲がって進みます。
空気の密度は主に気温によって決まるため、気温差の大きい空気の層ができるとそこで光が屈折します。これにより太陽が歪んでだるまのような形に見えるのです。
空気はすぐに冷たくなり、水はゆっくりと冷たくなる性質があります。そのため、寒気や放射冷却などで急激に空気が冷やされることの多い秋や冬は、海水よりも空気のほうが冷たくなりやすく「だるま夕日」を見られることが多くなります。
空気の密度は主に気温によって決まるため、気温差の大きい空気の層ができるとそこで光が屈折します。これにより太陽が歪んでだるまのような形に見えるのです。
空気はすぐに冷たくなり、水はゆっくりと冷たくなる性質があります。そのため、寒気や放射冷却などで急激に空気が冷やされることの多い秋や冬は、海水よりも空気のほうが冷たくなりやすく「だるま夕日」を見られることが多くなります。
次の美しい夕日は週明けに
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
”瀬戸内のガリさん”さん
”瀬戸内のガリさん”さん