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週末は前線通過で全国的に雨 日曜日は冬型の気圧配置に

2021/10/14 17:46 ウェザーニュース

週末16日(土)〜17日(日)は、前線が通過して全国的に雨が降ります。強まる雨や雷に注意が必要です。

前線通過後の17日(日)は一時的に冬型の気圧配置となり、気温がぐっと下がります。全国的に北風も強まって、寒さに拍車がかかりそうです。

土曜日は広く天気下り坂

16日(土)はふたつの前線が日本に接近、通過します。

東北は朝から雨の降るところが多く、お出かけにはあいにくの天気です。そのほかの地域も天気は下り坂で、午後は北日本や西日本、東日本日本海側を中心に広く雨が降ります。

前線通過時は雨の降り方が強まり、局地的には1時間に30mmほどの土砂降りの雨になる可能性があります。東北や北陸では雷や突風にも注意してください。

日曜日は冬型の気圧配置で北風が強まる

17日(日)の予想天気図
前線は17日(日)の朝にかけて本州南岸まで南下し、大陸からは高気圧が張り出してきます。日本付近は一時的に冬型の気圧配置となり、この秋一番の寒気が流れ込む予想です。

日本海側は晩秋から初冬に現れる「時雨」のパターンで、雨が降りやすくなります。北海道の道北には18日(月)にかけて、平地で雪を降らせる目安となる寒気(上空約1,500m付近で−6℃)が流れ込むため、稚内市や旭川市では初雪の便りが届くかもしれません。峠道では雪が積もる可能性もありますので、冬タイヤの準備が必要です。

西日本は前線が離れて天気が回復するものの、気温がぐっと下がって一気に秋本番の体感になります。

また、天気図を見ると、等圧線の間隔が狭くなっていることがわかります。17日(日)は全国的に北風が強まって、寒さに拍車がかかりそうです。風を防げる上着が活躍します。
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