facebook line twitter mail

関東など東日本で本降りの雨 雷を伴って強く降ることも

2021/10/13 10:09 ウェザーニュース

<写真は東京都町田市 ザーザー降りの中モミジの上で佇むアオサギ>

今日13日(水)は本州の南岸に停滞する前線の影響で、西日本から東日本、東北にかけて曇りや雨の所が多くなっています。特に関東や東海など東日本は上空の気圧の谷の通過に伴って雨雲が発達し、雷を伴った強い雨に注意が必要です。

関東甲信から東海で本降りの雨

早朝には三重県志摩市付近で1時間に約120mmの雨が降ったと解析されたため、記録的短時間大雨情報が発表されました。

その後、雨雲は東に移動し、静岡県から長野県にかけて活発な雨雲が通過中です。関東各地も活発な雨雲に覆われて、本降りの雨の所が増えています。9時40分までの1時間には静岡県静岡市で10.0mmのやや強い雨、埼玉県飯能市で7.0mm、東京都青梅市では6.5mmの雨を観測しました。
» 最新の雨雲レーダー

昼過ぎにかけて強い雨に注意

13日(水)夕方の雨の予想
昼過ぎにかけて活発な雨雲が通過します。局地的には1時間に20mm以上の強い雨が降り、雷を伴う所もあるため注意が必要です。

その後は気圧の谷の東進に伴って、活発な雨雲が次第に関東の東の海上へと離れ、雨のピークは過ぎる見込みです。それでも関東南部から東海にかけての沿岸部を中心に、雨の強まる可能性があるため油断は出来ません。

東京都心などそのほかの関東各地も夕方にかけて雨は降りやすくなる予想です。帰宅の時間帯まで傘の手放せない状況が続きます。雨が止むのは夜のかなり遅い時間になってからです。
» GPS検索 ピンポイント予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
Wild Pugさん