ラニーニャ現象の発生確率は高くなる
太平洋赤道域の中部に見られる海洋表層の冷水が東進し、東部の海面水温は冬にかけてさらに低下すると考えられます。
エルニーニョ・ラニーニャの動向を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、太平洋赤道域の西部で海面水温が高く、対流活動が活発となりやすいことから、太平洋赤道域の中部を中心に東風の偏差の強い状況が持続し、ラニーニャ現象時の特徴を強めると考えられます。
前回発表時に比べて冬にかけてラニーニャ現象が発生する確率は60~70%と高くなりました。
エルニーニョ・ラニーニャの動向を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、太平洋赤道域の西部で海面水温が高く、対流活動が活発となりやすいことから、太平洋赤道域の中部を中心に東風の偏差の強い状況が持続し、ラニーニャ現象時の特徴を強めると考えられます。
前回発表時に比べて冬にかけてラニーニャ現象が発生する確率は60~70%と高くなりました。
西日本を中心に寒い冬の可能性
ラニーニャ発生時の冬の天候は統計的に目立った特徴はないものの、偏西風の蛇行を引き起こして、日本付近に寒気の流れ込みやすいパターンになることがあります。
気象庁が9月末に発表した寒候期予報で、12~2月にかけての冬の気温は西日本で平年並みか低く、東日本や北日本で平年並みの予想となっています。西日本の日本海側は雪の量も多くなる見込みです。
» この先3か月の長期予報
» 最新のお天気ニュースをアプリで読む
気象庁が9月末に発表した寒候期予報で、12~2月にかけての冬の気温は西日本で平年並みか低く、東日本や北日本で平年並みの予想となっています。西日本の日本海側は雪の量も多くなる見込みです。
» この先3か月の長期予報
» 最新のお天気ニュースをアプリで読む
参考資料など
気象庁より