17時現在、北海道は前線に向かって吹く湿った空気の影響で、所々で雨が降っています。まだそれほど強い雨は降っていませんが、このあとは前線本体の活発な雨雲が通過するようになり、夜以降は道北から雨の降り方が強まる予想です。

前線通過時は、局地的には1時間に30〜50mmの激しい雨となり、道路冠水や河川増水のおそれがあります。

札幌市など道央は夜遅くから雨が強まる見込みで、活発な雨雲が通過するタイミングでは落雷や突風、雹などの可能性もあります。今日は早めに帰宅し、荒天時の移動は避けるようにしてください。

また、明日11日(月)の朝は強い雨のエリアが道東や道南に移る予想です。通勤通学のタイミングに重なるおそれがあるため、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
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沿岸部を中心に風が強まっており、本泊では16時34分に最大風速14.6m/s、49分に最大瞬間風速22.6m/sを観測しました。

このあとは前線の接近に伴ってさらに風が強まり、沿岸部の強いところでは瞬間的に25〜30m/sの暴風となるおそれがあります。

雨は横殴りになり、視界がかなり悪くなることが考えられます。車での移動も危険になる場合がありますので、無理はしないようにしてください。

また、飛来物の危険性もあります。屋外にある飛びやすいものは屋内へしまい、就寝時は雨戸やシャッターをしっかり閉めるなどの対策をしましょう。落雷や停電によって発生する停電への備えもしておくと安心です。
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