購入時からデフォルトで天気情報が表示されるものもあるが、ここではインターネットで検索すると「人気の天気予報アプリ」として表示される
・Yahoo!天気
・tenki.jp
・ウェザーニュース
この3つのアプリについて、比較をしてみることとする。
なお、筆者はウェザーニュース所属のため、ウェザーニュースについての記載が細かいところに及ぶことがあるのはご了承いただきたい。
(※紹介のアプリ内容は、2021年11月15日現在の情報)
・Yahoo!天気
・tenki.jp
・ウェザーニュース
この3つのアプリについて、比較をしてみることとする。
なお、筆者はウェザーニュース所属のため、ウェザーニュースについての記載が細かいところに及ぶことがあるのはご了承いただきたい。
(※紹介のアプリ内容は、2021年11月15日現在の情報)
◆1.初めて立ち上げると…
天気アプリもいろいろとカスタマイズできるものが多いが、まずインストールして、初めてアプリを立ち上げる時の設定の違いを比較してみる。
利用規約などのあとに、3つともに共通していたのは、「位置情報の許可」と「地点登録・地点設定」だった。
位置情報については、GPS連動などで今いる場所の天気情報を入手するためには不可欠な情報となるもの。自宅や勤務先など移動先での情報を確認するためにONにしておいてもよいだろう。
地点登録や地点設定は、次のデフォルト画面にも繋がるが、アプリ起動時にどこの天気を表示するかを選択しておくものとなる。位置情報を許可しておけばGPS機能を使った現在地検索が可能で、都道府県ごとのリストなどからも選ぶことができる。また、各社ともプッシュ通知サービスがあるため、端末の「通知設定の許可」をこの段階で設定できる。
ここの時点では3者での大きな違いは見られず、それぞれ無料のプッシュ通知サービスのいくつかがデフォルトでONになっている。tenki.jpのみ雨雲の接近通知が対象の地点が未登録なので、まだONにはなっていなかった。また、Yahoo!天気では、すでにPCやスマホなどで使用しているID(Yahoo! JAPAN ID)でログインするとその情報で地点登録ができるという感じである。
位置情報については、GPS連動などで今いる場所の天気情報を入手するためには不可欠な情報となるもの。自宅や勤務先など移動先での情報を確認するためにONにしておいてもよいだろう。
地点登録や地点設定は、次のデフォルト画面にも繋がるが、アプリ起動時にどこの天気を表示するかを選択しておくものとなる。位置情報を許可しておけばGPS機能を使った現在地検索が可能で、都道府県ごとのリストなどからも選ぶことができる。また、各社ともプッシュ通知サービスがあるため、端末の「通知設定の許可」をこの段階で設定できる。
ここの時点では3者での大きな違いは見られず、それぞれ無料のプッシュ通知サービスのいくつかがデフォルトでONになっている。tenki.jpのみ雨雲の接近通知が対象の地点が未登録なので、まだONにはなっていなかった。また、Yahoo!天気では、すでにPCやスマホなどで使用しているID(Yahoo! JAPAN ID)でログインするとその情報で地点登録ができるという感じである。
◆2.デフォルトの起動ページ
つぎに、通常アプリを開いた際に表示されるページついて、それぞれの違いを見てみる。カスタマイズにより、前回開いたページやよく見るページを設定することも可能ではあるが、アプリインストール後のデフォルト状態での比較とする。
おおまかに3者とも画面上部や全体に今日・明日の天気マークと予想気温が表示されている。画面を下にスクロールすると、お役立ち情報やニュース記事などの読み物がある点についても共通していた。現在の気温などの実況については、3者ともに今日・明日の天気マークや週間天気の上部または下部に掲載されている。掲載項目はウェザーニュースが一番多く(自動で項目切り替わりあり)、気温や湿度、降水量以外にも、現在の天気や体感(暖かいや寒いなど)が表示される。
天気表示として、Yahoo!天気は今日明日の天気に加えて、すぐ下に1時間ごとの天気、さらにその下に週間天気が表示されている。tenki.jpではiPhoneとAndroidで表示される内容に違いがある。ウェザーニュースでは、他の2つのアプリにもある1時間ごと・今日明日・週間天気に加えて、5分ごとの詳細な天気(1時間先まで)をボタン切り替えによって見ることができる。また、天気表示部分を左にスクロールすることにより、5分ごと・1時間ごと・今日明日・週間天気それぞれについて、過去の天気が表示される。
メニューバーの位置と内容にも違いがあり、Yahoo!天気は位置が下側で、地域のニュースなどが含まれている。ウェザーニュースもバーは下側にあり注目の空の写真と地点検索への遷移が入っている。また、他のメニューに遷移しても下側に常にバーが表示されているので、端末自体の戻るボタンを使用しなくても、他のメニューへの遷移やデフォルトのページへ戻ってくることが可能である。tenki.jpはこちらについてもiPhoneとAndroidで表示に違いがある。
天気表示として、Yahoo!天気は今日明日の天気に加えて、すぐ下に1時間ごとの天気、さらにその下に週間天気が表示されている。tenki.jpではiPhoneとAndroidで表示される内容に違いがある。ウェザーニュースでは、他の2つのアプリにもある1時間ごと・今日明日・週間天気に加えて、5分ごとの詳細な天気(1時間先まで)をボタン切り替えによって見ることができる。また、天気表示部分を左にスクロールすることにより、5分ごと・1時間ごと・今日明日・週間天気それぞれについて、過去の天気が表示される。
メニューバーの位置と内容にも違いがあり、Yahoo!天気は位置が下側で、地域のニュースなどが含まれている。ウェザーニュースもバーは下側にあり注目の空の写真と地点検索への遷移が入っている。また、他のメニューに遷移しても下側に常にバーが表示されているので、端末自体の戻るボタンを使用しなくても、他のメニューへの遷移やデフォルトのページへ戻ってくることが可能である。tenki.jpはこちらについてもiPhoneとAndroidで表示に違いがある。
◆3.1時間ごとの天気は最大3日先まで
ここからは使用頻度が高いであろう、1時間ごとの天気と雨雲レーダーについて3者を比較する。先に1時間ごとの天気についての違いを見てみると次のようになった。
表示項目は天気や気温、降水量、風向風速は3者ともにあり、tenki.jpとYahoo!天気には降水確率と湿度がある。ウェザーニュースは表示される予想時間が他の2者よりも長く72時間後(3日先)まで見られ、文字やアイコンがデフォルトで大きめとなっている(tenki.jpはiOSのみ文字サイズを設定から変更は可能)。スクロール方向はウェザーニュースとYahoo!天気が横に、tenki.jpが縦方向(※iOSは横)に動かす仕様となっている。また、Yahoo!天気とtenki.jpのiOS(※)は日の出日の入り時刻が挿入されており、1時間ごとの表示に合わせて、上にある今日の天気・明日の天気・明後日の天気が切り替わる。
◆4.雨雲レーダーのきめ細かさは?
最後に、雨の日に重宝する雨雲レーダーについて比較する。表示されるレーダー画像の解像度の細かさや何分ごとの間隔で雨雲の動きが見られるのか、予想は何時間先まで見ることが可能か、などに違いがみられた。
表示されるレーダー画像の解像度は、ウェザーニュースでは予想も含めてすべて250m四方と変わらないのに対して、tenki.jpとYahoo!天気は30分先の予想までが250m四方で、それ以降の予想は表示が1km四方に切り替わる。
時間の単位については、ウェザーニュースとYahoo!天気が1時間先までの予想が5分ごとに表示されるのに対して、tenki.jpは10分ごとの表示となっている。1時間より先の予想については、tenki.jpとYahoo!天気が1時間ごとなのに対して、ウェザーニュースは10分刻みと3者の中で最も詳細な表示となっている。
何時間先の予想まで見られるかについては、tenki.jpとYahoo!天気は15時間先までとなっており、Yahoo!天気については1時間より先の予想を見るためにはログインが必要となる。ウェザーニュースも1時間より先の予想を見るためには会員登録が必要だが、会員登録すれば27時間先まで予想を見ることができる。
ウェザーニュースとYahoo!天気では、表示時間を変更するスライダー幅が大きめで触りやすく、現在地や設定をした地点では各時間ごとに雨の強さがグラフでも表示される。tenki.jpには地図上に同心円で距離が表示される機能がついている。Yahoo!天気では雨雲の他に雷や台風、雨雪という項目があり、ウェザーニュースにはそれに加えて、紅葉などの季節情報、河川情報表示などの項目もある。
時間の単位については、ウェザーニュースとYahoo!天気が1時間先までの予想が5分ごとに表示されるのに対して、tenki.jpは10分ごとの表示となっている。1時間より先の予想については、tenki.jpとYahoo!天気が1時間ごとなのに対して、ウェザーニュースは10分刻みと3者の中で最も詳細な表示となっている。
何時間先の予想まで見られるかについては、tenki.jpとYahoo!天気は15時間先までとなっており、Yahoo!天気については1時間より先の予想を見るためにはログインが必要となる。ウェザーニュースも1時間より先の予想を見るためには会員登録が必要だが、会員登録すれば27時間先まで予想を見ることができる。
ウェザーニュースとYahoo!天気では、表示時間を変更するスライダー幅が大きめで触りやすく、現在地や設定をした地点では各時間ごとに雨の強さがグラフでも表示される。tenki.jpには地図上に同心円で距離が表示される機能がついている。Yahoo!天気では雨雲の他に雷や台風、雨雪という項目があり、ウェザーニュースにはそれに加えて、紅葉などの季節情報、河川情報表示などの項目もある。
天気予報アプリを上手に活用しよう
ここで紹介した天気表示や雨雲レーダー以外にも、桜や紅葉などの季節情報、洗濯などの生活情報、アラームサービスなど、それぞれのアプリで多くの情報やコンテンツを使用することができる。一部では有料のサービスもあるが、上手く活用することで日常生活をより快適に過ごすことができるようになるのではないだろうか。
もちろん、大雨や台風などの災害から身を守るための情報収集にも、欠かせないものである。いつでもどこでも情報を確認できる天気予報アプリを使うことによって、自分自身や身近な方が少しでも被害にあわずに過ごせるようになればと考えている。
参考資料など
参照アプリ
tenki.jp(日本気象協会)、Yahoo!天気(Yahoo Japan)
tenki.jp(日本気象協会)、Yahoo!天気(Yahoo Japan)