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4割以上の方が既に目撃 北海道で冬の使者「雪虫」現る

2021/10/06 17:10 ウェザーニュース

本日6日(水)に、大雪山系・旭岳の初冠雪が観測されるなど、北海道では季節は冬に向かいつつあります。

ここ数日、北海道からは冬の到来を告げる風物詩「雪虫」の目撃報告が多く届いています。

そこで、ウェザーニュースでは北海道地区を対象に「雪虫」を見かけたかどうかを緊急調査を実施しました。

4割以上の方が雪虫を目撃

10月6日(水)12〜17時までの結果
アンケート調査の結果、4割以上の方が雪虫を見かけたと回答がありました。

「雪虫」は「ワタムシ(綿虫)」とも呼ばれるアブラムシ科の小さな昆虫で、白い綿状の分泌物をつけて群れ飛ぶさまが雪のように見えることから「雪虫」と呼ばれています。

北海道ではこの雪虫は初雪の降る少し前に出現することから、冬の訪れを告げる風物詩とも言われています。

明日にかけて山沿いは雪の可能性あり

北海道では明日7日(木)にかけて上空1,500m付近に0℃の寒気が流れ込みます。そのため、山沿いでは雨が雪になる可能性があります。

市街地での初雪はまだ先ですが、明日の朝は冷え込んでこの秋一番の寒さになる予想です。今シーズン初めて気温が0℃を下回るところもあるかもしれません。

この秋は高温傾向が続いていますが、季節は着実に進んでいますね。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ゆうさん