facebook line twitter mail

大雪山旭岳は初冠雪の可能性も

2021/10/05 12:21 ウェザーニュース

今日5日(火)は秋雨前線が停滞して北日本付近に停滞し、北海道や東北北部の一部で雨が降っています。

明日6日(水)の夜は前線が南下して北海道の上空には強い寒気が流れ込み、大雪山旭岳などの山では初冠雪の可能性があります。

寒気が南下 山では初冠雪の可能性

今日5日(火)の夜から明日6日(水)の未明にかけて前線上に発生した低気圧が東北北部を通過します。低気圧が通過後、前線は不明瞭になりつつ南下します。

前線の南下に伴って北海道の上空約1,500mには0℃という強い寒気が流れ込みます。利尻山(1,721m)、大雪山旭岳(2,291m)、斜里岳(1,547m)といった標高1,500mを超える山々では、降水があれば雨ではなく雪が降り、明日6日(水)から明後日7日(木)にかけて初冠雪が観測される可能性があります。
» 今いる所の時間毎の気温

<初冠雪の記録(平年/昨年)>
利尻山   (10月3日/10月7日)
大雪山旭岳 (9月25日/9月26日)
斜里岳   (10月14日/10月29日)

市街地でも今秋一番の冷え込みに

寒気の影響で、7日(木)の朝は札幌など市街地でも厳しい冷え込みになる予想です。

札幌の予想最低気温は9℃。札幌は今秋最低気温が10℃を下回ったことがなく、この秋一番の冷え込みとなります。旭川では予想最低気温が5℃、帯広では6℃と吐く息が白くなるような低温が予想されています。

強い寒気は長居することなく、週末には気温が持ち直す見込みですが、寒さで体調を崩さないようにご注意ください。

また、この冷え込みで市街地でも紅葉の色づきが進みそうです。
» GPS検索 週間天気予報
» ウェザーニュース紅葉情報