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台風16号は温帯低気圧に 関東や北日本太平洋側は高波続く

2021/10/02 09:58 ウェザーニュース

10月2日(土)9時、台風16号(ミンドゥル)は日本の東の海上で温帯低気圧に変わりました。

▼台風16号 10月2日(土)9時現在
 擾乱種類   温帯低気圧
 中心位置   日本の東
 移動     北東 45 km/h
 中心気圧   976 hPa

雨雲の一部が北海道の道東に

低気圧の北側に大きく雲が広がっていて、一部が北海道の道東に雨を降らせています。それほど活発な雨雲はなく、9時までの1時間の雨量は、根室市で4.5mmなど、4~5mm程度です。

この後は低気圧の北東進に伴って雨雲も東に移動していきますので、昼頃には雨雲は抜けていきます。ただ、午後にかけては上空の寒気を伴った気圧の谷が通過するため、北海道の広い範囲で雨の降りやすい天気は続く見込みです。
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台風が離れた後も、海はしけが続く

2日(土)午後の波の予想
台風は温帯低気圧に変わりましたが、最後まで残るのが波の影響です。午後になっても東北の太平洋沿岸では4m以上のしけが予想されています。北海道から関東にかけての太平洋沿岸でも3m前後と高波が続く見込みで、雨や風と違ってすぐには落ち着きません。

関東や東北は天気が回復して、昼間は気温が上がります。海に行きたくなるような陽気ではありますが、磯釣りなどのレジャーは無理をせず、できれば控えるようにしてください。
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参考資料など

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構