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10月は後半ほど秋らしさ増す 台風の発生時は動きに注意

2021/09/30 14:54 ウェザーニュース

今日30日(木)、気象庁は10月2日から11月1日までの1か月予報を発表しました。10月前半は気温の高い傾向が続くものの、後半は段々と寒気が南下しやすくなり、北日本から秋らしさが増してくる見込みです。

日本の南の海上では台風が発生しやすく、10月も油断は出来ません。

10月後半は北日本から急速に秋が深まる

この先1か月の気温予想
10月はじめは太平洋高気圧の西への張り出しが強く、西日本を中心に暖かな空気が流れ込みやすくなります。気温の高い日が多くなる予想です。西日本、東日本の各地には高温に関する早期天候情報が発表されています。

10月後半にかけては次第に高気圧の勢力が弱まり、北日本の上空には周期的に寒気が南下する見込みです。

1か月の平均気温は西日本と東日本、東北で高く、北海道の日本海側とオホーツク海側は平年並みか高い予想となっています。北日本は10月後半に平年並みに戻りますので、急速に秋が深まっていきそうです。

10月も台風の発生に要注意

この先1か月の降水量予想
日本付近は周期的に天気が変化する可能性が高く、降水量は西日本から北日本の広い範囲で平年並みの予想となっています。沖縄は湿った空気の影響を受けやすく、平年並みか平年より多くなる見込みです。

フィリピン海から南シナ海にかけての対流活動は活発で、10月に入っても日本の南の海上では台風が発生しやすくなると見られます。台風が北上し日本列島に近づくと、降水量が大幅に増加することになりますので、しばらくは動向に注意が必要です。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向