台風16号の北上に伴い湿った空気の流れ込みが強まるため、東日本の太平洋側を中心に雨の降り出すところが多くなります。沿岸部ではだんだんと風も強まり、海では波が高くなります。

また、北海道など北日本は日本海から接近する別の低気圧や前線の影響で雨が降ります。低気圧に向かって南寄りの風が強まるので、横殴りの雨に注意が必要です。
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台風16号（ミンドゥル）は日本の南の海上をやや東寄りに進路を変えながら北上を続けます。明後日10月1日(金)に非常に強い勢力で伊豆諸島近海を通過する予想です。

進路に近い伊豆諸島では暴風が吹き荒れ、瞬間的には50m/s前後になるおそれがあります。また、非常に激しい雨も予想されており、災害の発生に最大限の警戒が必要です。中心からは少し離れる関東でも雨や風が強まるおそれがあります。

少しの進路の違いで、影響が大きく変わるため、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。電車の遅延や運休、高速道路の通行止めなどの可能性も考えられるため、ホームページなどで最新の交通情報もご確認ください。
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台風の通過後、10月2日(土)以降は日差しの届くところが多くなります。

東日本や西日本では昼間は最高気温が30℃前後まで上がり、まだ暑さを感じられそうです。ただ、秋の乾いた空気に覆われるためカラッとした暑さになる見込みです。

一方、北海道では10月4日(月)頃に、上空の寒気を伴った低気圧が通過し、その後は寒気の南下が予想されています。標高の高い山では雪の可能性もあり、初冠雪の便りも届くかもしれません。
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