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近畿から中部で強い雨 夜にかけて雷雨に注意

2021/09/22 14:44 ウェザーニュース

今日22日(水)午後になって、寒冷前線の雨雲が近畿から北陸に入ってきました。前線の近くや太平洋側では強い雨の降っているところがあり、雷も頻発しています。近畿は夕方にかけて、中部は夜にかけて激しい雷雨に注意が必要です。

1時間に30mm前後の激しい雨のおそれ

22日(水)14時03分 奈良県山辺郡山添村
今日は寒冷前線が北日本から西日本を通過しており、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。

近畿南部や東海では大気の状態が不安定になり、雨雲が発達して、三重県南部で1時間に30mmの激しい雨を観測しました。周辺では雷も頻発しています。
奈良県山辺郡山添村 14時03分投稿

この雨雲は北東に動いており、この後は愛知県方面に流れ込む予想です。名古屋市を含め、激しい雷雨に注意が必要です。

また、前線本体が通過している近畿や北陸も、1時間に20〜30mm前後の強い雨を観測しています。大阪や京都など近畿の都市部はまだ晴れているところが多くなっていますが、この後は天気の急変に注意が必要です。モクモクとした黒い雲が近づいてきたり、急に風が冷たくなったら雨が降るサインです。長く続く雨ではありませんが、帰宅時間帯に雨が強まるおそれもありますので、雨が強い間は車の運転など視界不良にも注意してください。

東海や甲信、新潟県は夜に前線が通過する予想です。一旦雨の降り方が弱くなっても油断はできません。帰宅時間を調整できる方は、早めに帰宅するのが安心です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
猿岩石さん