岡山県の潮位のピークは今夜遅く
台風の前面を吹く南よりの風が、紀伊水道を通り抜けて岡山県周辺に吹き付け、特に潮位が高くなりやすいとみられます。岡山の今日の満潮時刻は21時30分で、満潮時刻の前後から台風が近づく明日18日(土)の未明に最も潮位が上昇する予想です。沿岸部での浸水被害に警戒が必要です。
そのほかの瀬戸内海沿岸でも台風の進路によっては風向きが変わると予想以上に潮位の上がる可能性があります。満潮時刻の前後を中心に潮位の変化に注意をしてください。
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高潮のメカニズム
台風が接近する際、「吸い上げ効果」と「吹き寄せ効果」により、潮位が高くなることがあります。台風14号は中心気圧がそれほど低くないため、風による吹き寄せ効果が非常に大きいと考えられます。
【吸い上げ効果】
台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がる現象。外洋では気圧が1hPa低いと、海面が約1cm上昇するといわれています。
【吹き寄せ効果】
海水が風によって海岸に吹き寄せられて海面が上昇すること。特にV字形の湾では、奥へ狭まる地形によって海面上昇を助長させるため、特に海面が高くなります。
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【吸い上げ効果】
台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がる現象。外洋では気圧が1hPa低いと、海面が約1cm上昇するといわれています。
【吹き寄せ効果】
海水が風によって海岸に吹き寄せられて海面が上昇すること。特にV字形の湾では、奥へ狭まる地形によって海面上昇を助長させるため、特に海面が高くなります。
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