台風14号に向かって九州には南から暖かな空気が流れ込んでいます。宮崎市など太平洋側には激しい雨を降らせた一方で、晴れた地域には厳しい暑さをもたらしました。

15時までに全国で最も気温が上がった熊本県水俣市では34.2℃を観測、鹿児島市で33.2℃、福岡市で33.0℃など広い範囲で33℃以上の厳しい残暑になっています。

関東は日差しが届いたものの、東よりの風が吹いているため気温の上昇は控えめで、東京都心の最高気温はほぼ平年並みの27.4℃です。ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告も関東は半数以上が「爽やか」と回答しています。

明日17日(金)は台風14号が接近する影響で九州は風雨が強まり、福岡市は28℃と今日に比べると5℃低い予想です。ただ、閉め切った室内は少し蒸し暑くなります。雨や風が激しい間は窓が開けられませんので、室温の調節は必要です。

また、近畿や東海、関東なども天気が崩れて日差しが届かず気温は今日よりも低くなります。名古屋市は24℃、東京都心は23℃と夏日にもなりません。雨が降り出すと少し肌寒く感じられるくらいです。服装選びにお気をつけください。
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