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彼岸過ぎても残暑が続く
台風の動向には引き続き注意

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2021/09/16 14:45 ウェザーニュース

今日16日(木)、気象庁は9月18日から10月17日までの1か月予報を発表しました。10月前半にかけて全国的に気温は平年よりも高くなる見込みです。西日本から関東では彼岸を過ぎても30℃を超える可能性があります。

台風14号の後、すぐに新たな台風の発生は予想されていないものの、引き続き注意は必要です。

彼岸を過ぎても30℃以上の所が

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この先1か月の気温予想
日本付近ではジェット気流が平年よりも北を流れ、寒気の南下が弱まるとみられます。この先1か月の平均気温は全国的に平年よりも高い予想です。

来週は彼岸を迎えますが、西日本や東日本では30℃を超えるような残暑となる日があると予想されます。九州から北海道では22日(水)頃から5日間の平均気温が平年を大幅に上回る可能性が高いとして、高温に関する早期天候情報を発表しました。

真夏のような暑さにはならないものの、季節の進みは少し足踏みしそうです。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向

しばらくは台風の動向に注意

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この先1か月の降水量予想
秋雨前線の活動が弱いと考えられ、降水量は九州や中国、四国で平年並みか平年より少なく、そのほかの各地も平年並みの予想となっています。

台風14号の後、すぐに次の台風が発生する兆しはないものの、9月下旬以降は日本の南の海上で台風が発生しやすい環境になると見込まれています。9月後半から10月は、勢力の強い台風が上陸するケースが多い時期ですので、引き続き注意が必要です。

台風が接近すると降水量も増加することになりますので、油断はできません。
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