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紅葉見頃予想2021【東日本編】

第1回紅葉見頃予想

2021/09/16 12:54 ウェザーニュース

東日本エリアの今年の紅葉見頃予想です。

【関東・甲信の見頃予想】
11月にかけて気温が平年より高く、見頃が遅れる見込み

【関東】
関東は11月にかけての気温が平年より高めになる傾向があります。このため、多くの名所で平年より遅めの時期に見頃を迎える予想です。

鮮やかさについては、10月下旬以降は天気が周期変化して、葉が鮮やかに色付くために必要な適度な日差しと雨が見込めます。このため、例年11月頃に見頃を迎える平野部を中心に、鮮やかな紅葉が期待できそうです。

ただ、9月下旬や10月上旬~中旬は台風や低気圧、前線の影響を受けるおそれがあるため、例年10月頃に見頃を迎える標高が高い山では、鮮やかさが劣る可能性があります。台風の動向や葉の傷み具合に注目です。

【甲信】
甲信は11月にかけての気温が平年より高めになる傾向があります。このため、多くの名所で平年より遅めの時期に見頃を迎える予想です。

鮮やかさについては、10月下旬以降は天気が周期変化して、葉が鮮やかに色付くために必要な適度な日差しと雨が見込めます。このため、例年11月頃に見頃を迎える平野部を中心に、鮮やかな紅葉が期待できそうです。

ただ、9月下旬や10月上旬~中旬は台風や低気圧、前線の影響を受けるおそれがあるため、例年10月頃に見頃を迎える標高が高い山では、鮮やかさが劣る可能性があります。台風の動向や葉の傷み具合に注目です。

【北陸の見頃予想】
山沿いでは平年より早め、平野部では平年並み

北陸は、今夏は7月を中心に高気圧に覆われて晴れた日が多く、気温も高めとなりました。
一方、8月は停滞した前線の影響で西部を中心に雨が降り、気温も低めに。9月に入ってからは前線の北側で秋の空気に覆われる日が増え、平年よりも低めの気温傾向が続いています。

室堂平(富山)など、例年9月下旬に見頃を迎える標高が高いところでは既に色付きが進んでおり、平年よりも早めの見頃を迎えそうです。
今後は、10月にかけての気温が平年より高いことから、多くの名所で平年よりも遅い時期に見頃を迎える予想です。ただ、11月は平年並の気温となるため、平野部の名所では平年並の見頃となる可能性があります。

鮮やかさについては、10月下旬以降は天気が周期変化して、葉が鮮やかに色付くために必要な適度な日差しと雨が見込めます。このため、例年11月頃に見頃を迎える平野部を中心に、鮮やかな紅葉が期待できそうです。

ただ、9月下旬や10月上旬~中旬は台風や低気圧、前線の影響を受けるおそれがあるため、例年10月頃に見頃を迎える標高が高い山では、鮮やかさが劣る可能性があります。台風の動向や葉の傷み具合に注目です。

【東海の見頃予想】
山沿いでは平年より遅れるものの、平野部では平年並み

東海は、10月にかけての気温が平年よりも高めになることから、山沿いでは平年より遅い見頃となる可能性があります。一方、11月は平年並の気温となるため、平野部では多くの名所で平年並の時期に見頃を迎える予想です。

鮮やかさについては、10月下旬以降は天気が周期変化して、葉が鮮やかに色付くために必要な適度な日差しと雨が見込めます。このため、例年11月頃に見頃を迎える平野部を中心に、鮮やかな紅葉が期待できそうです。

ただ、9月下旬や10月上旬~中旬は台風や低気圧、前線の影響を受けるおそれがあるため、例年10月頃に見頃を迎える標高が高い山では、鮮やかさが劣る可能性があります。台風の動向や葉の傷み具合に注目です。