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彼岸花のシーズン到来 九州で開花多く、東京でも3割超

2021/09/15 10:42 ウェザーニュース

緑の草地に凛と咲く赤い花。お彼岸よりひと足早く「彼岸花(ヒガンバナ)」が西〜東日本の各地で咲き始めています。

そこで、全国を対象に現在の開花状況を調査しました。

九州が開花最多 東京でも3割超

アプリ「ウェザーニュース 」のユーザーに対して調査を行った結果、西日本から北日本まで全国の広範囲で彼岸花が咲いていることがわかりました。

都道府県別のトップは佐賀80%、次いで熊本76%。福岡でも66%と、九州で目撃の割合が高くなっています。

また、関東も各地で開花しており、群馬51%、埼玉48%、東京でも33%にのぼりました。

(調査期間:2021年9月13日〜14日/回答項目:見てない・咲いている・もう見頃を過ぎた/回答数:7,285人)
» 今週届いた彼岸花の写真

例年は秋の彼岸頃に開花

彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」とも呼ばれ、例年、その名の通り秋の彼岸頃から開花します。

球根に毒を含んでいることから農作物やお墓を荒らす動物から水田やお墓を守るために水田の畦や墓地に多く植えられていると言われます。

なお、今年は8月下旬にも彼岸花の開花が多数寄せられたため、植物の専門家に伺ったところ、こちらは元々8月下旬に咲く別の品種“コヒガンバナ”の可能性が高いようです。
» 関連記事:お彼岸の前に早くも彼岸花が開花? 実は違う品種かも(9/1配信)

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
くるみさん