東方最大離角とは
最大離角とは、水星や金星などの地球よりも内側を公転する内惑星が、地球から見て最も太陽から離れる角度に位置することをいいます。
地球から見て内惑星が太陽のもっとも東にあるときを東方最大離角、また反対に最も西にあるときを西方最大離角といいます。
地球から見て内惑星が太陽のもっとも東にあるときを東方最大離角、また反対に最も西にあるときを西方最大離角といいます。
「東方最大離角」の観測は西の方角を
内惑星は地球から見ると常に太陽に近い方向に見えることになります。ですので、日の入り後の西の低空か日の出前の東の低空にしか現れず、観測しづらい惑星です。
今回は太陽から東側にもっとも離れる「東方最大離角」を迎えるため、見かけ上いつもよりは空の高い位置に昇ります。
とはいえ、14日(火)でも日の入り30分後の高度は約4度と低く、空もまだ明るいため、肉眼で水星を見るのは大変なことが予想されます。西の方角が開けた場所から、双眼鏡を使っての観測がおすすめです。
▼沈む時間(14日の東京)
太陽 17時51分頃
水星 18時46分頃
今回は太陽から東側にもっとも離れる「東方最大離角」を迎えるため、見かけ上いつもよりは空の高い位置に昇ります。
とはいえ、14日(火)でも日の入り30分後の高度は約4度と低く、空もまだ明るいため、肉眼で水星を見るのは大変なことが予想されます。西の方角が開けた場所から、双眼鏡を使っての観測がおすすめです。
▼沈む時間(14日の東京)
太陽 17時51分頃
水星 18時46分頃
気になる天気は?
北海道や東北の日本海側、北陸の一部は夕方も晴れて水星の観測チャンスとなりそうです。また、関東から東海、近畿にかけては雲が広がりやすいため、観測は難しい見込みです。
九州や中国四国は雨が降りやすく、観測にはあいにくの天気となります。
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» ウェザーニュース記事一覧
九州や中国四国は雨が降りやすく、観測にはあいにくの天気となります。
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参考資料など
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/