国内:石川県能登半島で最大震度3の地震
7日(火)14時07分頃、石川県能登半島を震源とするマグニチュード4.2、深さ13kmと推定される地震が発生しました。この地震で石川県珠洲市で震度3、輪島市と能登町で震度2を観測しています。
石川県能登半島を震源とする震度3以上の地震は8月21日以来です。能登半島の北東端では5月以降、地震の活動が活発になっていて、震度3以上を観測するのはこれで5回目になります。今回の地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、一連の地震活動と同じタイプです。
能登半島の北部には沿岸部にいくつかの断層があると考えられています。能登半島の北東端では近年は大きな地震が起きていないものの、1729年にはマグニチュード6以上の地震が起きたとされています。また、沖合でもマグニチュード6.9の「平成19年(2007年)能登半島地震」に代表されるような、大きな地震が起きており、油断ならない地域です。
春以降の地震活動が大きな地震につながるかはわからないものの、日頃からしっかりと対策をしておくことが重要です。
石川県能登半島を震源とする震度3以上の地震は8月21日以来です。能登半島の北東端では5月以降、地震の活動が活発になっていて、震度3以上を観測するのはこれで5回目になります。今回の地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、一連の地震活動と同じタイプです。
能登半島の北部には沿岸部にいくつかの断層があると考えられています。能登半島の北東端では近年は大きな地震が起きていないものの、1729年にはマグニチュード6以上の地震が起きたとされています。また、沖合でもマグニチュード6.9の「平成19年(2007年)能登半島地震」に代表されるような、大きな地震が起きており、油断ならない地域です。
春以降の地震活動が大きな地震につながるかはわからないものの、日頃からしっかりと対策をしておくことが重要です。
世界:メキシコ・アカプルコ近くでマグニチュード7.0
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。最も大きなものは8日(水)にメキシコで発生した地震です。
日本時間の8日(水)午前、メキシコのリゾート都市としてしられるアカプルコ近郊でマグニチュード7.0の地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
アカプルコなど震源近くでは最大で改正メルカリ震度階級のⅦ程度の揺れがあったと見られます。厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度5弱程度に相当する揺れです。この地震により建物などに被害が発生し、亡くなった方も出ています。
また、震源が海に近かったため小さいながらも津波が発生し、アカプルコの潮位計では50cmほどの変動が観測されました。
» 関連記事 中米 メキシコでM7.1の地震
メキシコはココスプレートとカリブプレートの境界付近に位置しており、今回の地震は深さやメカニズムから2つのプレートの境界付近っで発生したと考えられます。
過去にも度々大きな地震が起きており、今回と同じような沿岸部では2020年にマグニチュード7.4、2018年では沖合でマグニチュード8.2の巨大地震が発生しました。また、内陸部でも2017年にマグニチュード7.1の地震が起き、この際は多数の死者が出ています。
日本時間の8日(水)午前、メキシコのリゾート都市としてしられるアカプルコ近郊でマグニチュード7.0の地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
アカプルコなど震源近くでは最大で改正メルカリ震度階級のⅦ程度の揺れがあったと見られます。厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度5弱程度に相当する揺れです。この地震により建物などに被害が発生し、亡くなった方も出ています。
また、震源が海に近かったため小さいながらも津波が発生し、アカプルコの潮位計では50cmほどの変動が観測されました。
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メキシコはココスプレートとカリブプレートの境界付近に位置しており、今回の地震は深さやメカニズムから2つのプレートの境界付近っで発生したと考えられます。
過去にも度々大きな地震が起きており、今回と同じような沿岸部では2020年にマグニチュード7.4、2018年では沖合でマグニチュード8.2の巨大地震が発生しました。また、内陸部でも2017年にマグニチュード7.1の地震が起き、この際は多数の死者が出ています。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。