13日(月)は極めて動きが遅くなる予想

台風14号は13日(月)にも中国の上海沖に達する見込みです。その後、14日(火)～15日(水)にかけてはほとんど同じような位置に停滞する予想となっています。

現在は太平洋高気圧の縁を周る形で北上していますが、風の弱い領域に達するためです。また、上空を吹く強い西風であるジェット気流は朝鮮半島北部から本州付近に吹いており、それにも乗ることができません。

台風14号の進行方向と速度の予想
　12日(日)15時　北　20 km/h
　13日(月)15時　北　25 km/h
　14日(火)15時　ほとんど停滞
　15日(水)15時　ほとんど停滞
　16日(木)15時　ほとんど停滞

現時点で台風が動き出すのは、上空の気圧の谷が進んでくる16日(木)以降になると見ています。上空の気圧の谷とともに東進して、週後半には西日本に近づくおそれがあります。高気圧の勢力や気圧の谷の接近タイミングなどによって、台風の動きが変わってくるため予測の不確実性が高い状況です。出来るだけ最新の情報を確認するようにしてください。
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