東シナ海から西日本の太平洋側に前線が伸び、そこに向かって台風14号の周辺に広がる暖かく湿った空気が流れ込みます。前線の活動は活発になって、九州や四国を中心に雨雲が広がる予想です。

特に九州南部や四国の太平洋側は雨雲が発達しやすく、1時間に30mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。雨が長時間降り続くことで、総雨量も増えますので、土砂災害や河川の増水などに注意が必要です。

北日本は寒気を伴った低気圧や、そこから伸びる前線の通過によって、日本海側から雨が降り出します。雨の降る時間はそれほど長くはないものの、一時的に激しい雨の降る所がある見込みです。

また、低気圧や前線の周辺は大気の状態が不安定で、活発な雨雲が通過するタイミングでは強い雨とともに、雷や突風を伴うおそれがあります。底の黒い雲に覆われてきたり、雷鳴が激しくなった場合は、出来るだけ建物の中に入るようにしてください。
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