10月以降はラニーニャ現象の発生確率が30%に
太平洋赤道域の東部に見られる海洋表層の冷水が持続し、東部の海面水温は一時的に低下すると考えられます。
エルニーニョ・ラニーニャの動向を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、太平洋赤道域の西部で海面水温が高く、対流活動が活発となりやすいことから、太平洋赤道域の中部を中心に東風の偏差が秋に強まり、ラニーニャ現象に類似した状態が持続する見込みです。ただ、ラニーニャ現象の基準まで達する可能性は低いと予測しています。
10月以降は平常の状態が続く確率が70%と最も高いものの、ラニーニャ現象の発生確率がやや上がり30%となります。
エルニーニョ・ラニーニャの動向を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、太平洋赤道域の西部で海面水温が高く、対流活動が活発となりやすいことから、太平洋赤道域の中部を中心に東風の偏差が秋に強まり、ラニーニャ現象に類似した状態が持続する見込みです。ただ、ラニーニャ現象の基準まで達する可能性は低いと予測しています。
10月以降は平常の状態が続く確率が70%と最も高いものの、ラニーニャ現象の発生確率がやや上がり30%となります。
現時点ではエルニーニョ、ラニーニャの影響はない見通し
現時点では、太平洋赤道域の海洋と大気は平常の状態で経過する可能性が高く、秋から冬の天候にエルニーニョ、ラニーニャの大きな影響はない見込みです。
ラニーニャ現象が発生した場合も、顕著ではないため、天候への影響は限定的と考えられます。
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ラニーニャ現象が発生した場合も、顕著ではないため、天候への影響は限定的と考えられます。
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参考資料など
気象庁より