facebook line twitter mail

東海、北陸で局地的に激しい雨 関東も今夜にかけて雨が強まる

2021/09/04 16:03 ウェザーニュース

停滞する秋雨前線に加え上空の気圧の谷の影響で、午後は東日本を中心に激しい雨の降っている所があります。夜にかけては関東でも雨の強まるおそれがあり、注意が必要です。

東海、北陸で激しい雨や雷

気圧の谷に近い東海、北陸で雨雲が発達していて、雨の強まっている所があります。15時50分までの1時間には岐阜県下呂市・宮地で42.0mm、三重県四日市市では33.0mmの激しい雨を観測し、岐阜県には15時43分に大雨警報が発表されました。活発な雨雲の周辺では雷も頻発しています。

気圧の谷が東に進むことで、夕方から夜にかけては関東でも雨雲が発達しやすくなります。東日本の各地では局地的な激しい雨による道路冠水や落雷、突風などのおそれがあるため注意が必要です。
» 最新の雨雲レーダー

明日も大気の状態は不安定

5日(日)の予想天気図
明日5日(日)は秋雨前線がさらに南下して、陸地からは少し離れます。ただ、本州上空5500m付近に-9℃以下の強い寒気が流れ込むため、今日以上に大気の状態が不安定になる見込みです。

特に寒気の影響が大きい関東甲信や北陸など東日本は、午後になると雨雲が発達しやすくなります。午前中は雲が多めながらの日の差す所がありますが、油断の出来ない天気です。外出の必要がある場合は、折りたたみ傘などの雨具を準備してください。
» GPS検索 ピンポイント予報