秋雨前線上の低気圧が東に進むに連れて、九州や中国、四国では日差しの届く所が増えてきました。9月に入ってもまだ強い日差しで気温が上がり、特に九州南部から四国で暑さが厳しくなっています。

15時までに全国で最も気温が上がった高知県四万十市・中村は猛暑日目前の34.6℃を観測。そのほか、宮崎市で33.1℃、鹿児島市で32.9℃など九州南部でも30℃を大幅に上回りました。

一方で曇りや雨の所が多い東日本や東北は気温が上がらず、東京都心は22.9℃と4日連続で25℃に届かず、仙台市も21.7℃止まりです。

明日5日(日)は西日本で今日よりも日差しの届く所が増え、気温が上がります。大阪市は30℃と3日ぶりに真夏日となる予想です。

関東や東北太平洋側は日差しが届かないことに加え、東よりの冷たい風が吹き込んで、気温の低い状況が続きます。東京都心は24℃、仙台市は22℃で、ともに10月上旬並みの気温です。

北海道は秋晴れの続く所が多く、最高気温は25℃前後と過ごしやすい陽気になります。
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