停滞する秋雨前線の影響で、昨夜から今朝にかけては九州や中国で非常に激しい雨が降りました。上空の気圧の谷や低気圧の東進に伴って、雨の中心は東に移ってきています。

近畿から関東、東北にかけて雨の降っている所が多く、特に近畿や北陸には活発な雨雲がかかってきました。10時までの1時間には大阪府大阪市で14.5mm、石川県七尾市で11.5mmの雨を観測しています。10時17分には大阪府に大雨警報が発表されました。雨雲は比較的小さいため、強い雨が長く続くことはない見込みです。
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午後はさらに低気圧が東に進んで、関東や東海、東北などが雨の中心になります。関東上空5500m付近に－9℃以下の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定です。

所々で雨雲が発達し、局地的には雷を伴った強い雨の降るおそれがあります。雨の強まりやすい状況は今夜遅くまで続きますので、車で移動をする場合は視界の悪化や一時的な道路の冠水などに注意が必要です。念のため落雷への備えも行ってください。
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