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今日の東京クーラー使用率14% 気温25℃・湿度60%が境目か

2021/09/05 09:29 ウェザーニュース

西日本では蒸し暑さが続く一方で、関東や東北南部では肌寒い体感が続いています。そこで、気温とクーラーの使用状況の関係を調査・分析しました。

クーラー使用率、九州は50%以上 関東は10%台

ウェザーニュースではアプリユーザーに対して今日9月3日(金)の空調の使用状況を調査しました。

クーラーの使用率は、東海から西のエリアでは30%以上がほとんどとなり、特に九州や四国で50%以上の県が多くなりました。

全国トップは、沖縄の85%、ついで宮崎82%。そのほか、愛知51%、大阪40%と東海や近畿もやや高めでした。

一方、東京は14%と、関東は10%台が多くなりました。

(調査日時:2021年9月3日9時〜13時/クーラーON・早くも暖房・なにもつけてない・扇風機のみONの四択/回答数:3,216人)

気温25℃・湿度60%が境目か

気象データと照らし合わせてみると、九州や四国などクーラーの使用率が50%以上となった所は気温25℃以上・湿度75%以上の所が多くなりました。

近畿や東海など使用率30%以上の所は、気温は25℃に満たない所が多かったものの、湿度は75%以上と高い値でした。

一方、使用率の低い関東は、気温20℃前後の所が多くなりました。

同じく東北も使用率は低かったものの、気温は25℃以上ありました。これは湿度が45〜60%以内におさまり、快適な陽気だったためとみられます。

クーラーの使用は、必ずしも気温25℃が境目というわけではなく、湿度との合わせ技と言えそうです。

関東も来週後半はクーラーの出番か

この先1週間は、西日本や東海では30℃前後の暑さが続き、まだまだクーラーが活躍しそうです。

関東はもうしばらくこの涼しさは続きますが、来週後半になると30℃前後まで気温が上昇する予想です。蒸し暑さが戻り、再びクーラーの出番となりそうです。
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