衛星画像で見ると帯状の秋雨前線の雲が本州から中国大陸にかけて長く伸びている様子が分かります。西・東日本はこの雲の通り道となっていて関東から九州まで広い範囲で本降りの雨になっています。

発達した雨雲が流れ込んだ岐阜県の多治見では11時10分までの1時間で34.5㎜の降水を観測しました。傘を差しても濡れてしまうような激しい雨で、雷も観測されています。

雨雲は上空の西風に乗って東に移動するため、被害が出るような雨量ではありませんが、低地では道路の冠水が起きてもおかしくありません。この後この活発な雨雲が流れ込んでくる可能性がある甲信エリアや静岡県、関東エリアでは雨の強まりに注意してください。
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午後も秋雨前線は停滞して西・東日本では断続的に雨が降る天気が続きます。一時的な強雨や雷雨に注意が必要です。

雨雲の隙間では雨が止む時間帯があっても天気の回復は期待できません。外出する場合は大きめの傘を持ってお出かけください。
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