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夏の暑さもようやく落ち着く頃 七十二候「天地始粛」

2021/08/28 04:59 ウェザーニュース

8月28日からは七十二候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」が始まります。

“粛”にはおさまる、弱まる等の意味があり、夏の暑さもようやく落ち着いてくる頃とされています。

実際は、厳しい暑さの日が続いていますが、辺りを見渡せば様々なところから秋の気配を感じることができます。

耳をすませば聞こえる秋の声

昼間は眩しい太陽と厳しい残暑でも、朝晩は幾分過ごしやすい日も出てきています。
ふと耳をすますと「リーンリーン、キリキリキリ…」と、秋の虫の声が聞こえてきているところもあるようです。

今宵も、秋本番を待ちきれない虫達の声が、聞こえてくるかもしれません。

待ち遠しい秋の味覚

すでに秋の味覚がスーパーなどでも並ぶ季節になりました。
ウェザーニュースにも実りの秋を感じる、収穫間近の梨や大きくなってきた栗などの写真が寄せられています。

旬の食べ物を通じて、季節の移り変わりを堪能したいですね。

木々もわずかに色付き始める

紅葉する木々の葉を見てみると、ほんのり色付き始めている葉っぱもあるようです。

ところで、みなさんは美しい紅葉が見られる気候条件というものをご存知ですか?
一般的には以下の様なことが言われています。

・葉が日光を十分に受けている
・最低気温8℃以下の日が続く
・昼夜の寒暖の差が激しい
・湿度が比較的低く、乾燥している

他にも夏の気温や雨量も要因となってくるようです。今年の紅葉シーズンにどんな表情を見せてくれるか楽しみですね。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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