関東上空には南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。東京都心など南関東は雲が多めながらも日差しが届いていて、午前中から気温は高めです。

東京都心は9時過ぎに30℃を超えて、10時30分時点では31.1℃まで上がってきました。湿度も66%と高いためかなりの蒸し暑さで、ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では、実に90%近くが「ムシっと暑い」と回答しています。

午後もすっきり青空とはいかないものの、雲間から強い日差しが照りつけて、最高気温は33℃まで上がる予想となっています。湿度も高いままで、蒸し暑さはさらに増していく見込みです。

14時の暑さ指数(WBGT)の予想では、関東のほぼ全域が警戒が必要な赤のレベルに達し、一部ではさらに危険性が高い、薄い紫色の領域も現れています。

湿度の高さや風が弱いことなどで、気温の数字以上に熱中症のリスクは高くなる見込みです。屋外で活動する必要がある場合は、こまめな水分補給と涼しい所での休憩などの対策が欠かせません。室内もエアコンなどで温度、湿度の調節を行い、熱中症にならないよう注意をしてください。
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