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蚊の活動は活発だったものの6割以上は蚊が少ない印象

2021/08/24 18:53 ウェザーニュース

8月もそろそろ終わり。この夏は、蚊に刺されましたか?ウェザーニュースでは、「今夏の蚊、どうだった?」という調査を実施しました。

昨年同様“いつもより少なかった”

集計の結果、全体の65%がいつもより少ない印象をもっていることを分かりました。なお、昨年行った同様の調査でも、66%の方が「いつもより少ない」と回答していました。

蚊の活動と気温には相関があるといわれます。今年はどうだったのかデータを見てみましょう。

今年は蚊が活動しやすい気温だった

図は、気温35℃以上だった日数を今年と昨年の8月(8/1〜8/21)で比較した表です。蚊は気温が25~30℃の時に活動が活発になり、35℃を超えると植木の葉裏などの日陰に身を潜めるようになります。

今年の8月は昨年に比べ、気温が35℃を超える日が少なくなったため、昨年より蚊は活動しやすい気温ではありました。

しかし、「蚊が少なかった」という回答が多いのは、2019年前の夏に比べると、今年も屋外で過ごす機会が減っていることから、蚊が少ないと感じたようです。

まだまだ暑さは続く

19日(木)発表
この先の1か月予報によると、35℃を超える暑さの日は少なくなっていきますが、9月前半まで特に厳しい残暑が続く予想です。9月後半になると暑さは次第に収まりますが、西〜東日本を中心に9月いっぱいは蚊が活動しやすい気温が続く見込みです。

「今年の蚊は少なかった」と感じていた人も、虫除け対策をとりつつお過ごしください。
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参考資料など

調査内容
ウェザーニュースアプリ「ソラミッション」より
2020年8月21〜22日実施 7,851人参加