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二十四節気「処暑」 暦の上では暑さが収まる頃

2021/08/23 05:05 ウェザーニュース

本日23日(月)からは二十四節気「処暑」、七十二候「綿柎開」です。厳しい残暑が続いていますが、暦の上では、この時期からはだんだんと暑さがおさまる頃と言われています。
実際はどうなのでしょうか。

この時期の傾向

気象庁の統計によりますと、東京のこの時期(8月下旬)の平均気温は26.3℃(1991年~2020年)。また、最高気温の平均は30.6℃です。

この先一週間については猛暑日の予想はありませんが、各地で最高気温が30℃以上の日が続くなど、日中は油断できない暑さが続きそうです。

昼間の暑さがおさまるのはもう少し先のようですが、朝夕は少しずつ涼しさを感じるようになってきそうです。
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気になる今後の暑さは?

19日(木)に気象庁が発表した1か月予報によると、関東や北日本は気温が平年より高い予想で、9月に入っても残暑が厳しい見込みです。

引き続き熱中症、夏バテ対策が欠かせません。

気温よりも注目すべきは…

暑い日が続くと心配されるのが熱中症です。

しかし、熱中症を予防するには気温よりも重視して欲しいポイントがあります。

それは湿度!

「昨日ほど気温は高くないし、今日はエアコンを我慢しようかな…?」
なんて思った方は要注意!実は気温だけでエアコンをつけるかどうか判断するのは危険です。

湿度が高いと汗をかいても蒸発しにくくなります。すると体の熱を外に逃がす機能がうまく働かず、熱中症にかかりやすくなってしまうというわけです。
気温だけではなく、湿度にも注目して上手にエアコンを活用してください。

これからの時期も屋内・屋外問わず熱中症への対策は万全にお願いします。

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参考資料など

【引用元】
気象庁「過去の気象データ 東京 平年値(旬ごとの値)」
【参考・参照元】
環境省 熱中症予防情報サイト「熱中症の予防方法と対処方法」http://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php
環境省「熱中症 環境保険マニュアル2014」http://www.wbgt.env.go.jp/pdf/envman/full.pdf