国内:滋賀県北部で震度4と3の地震が相次ぎ発生
16日(月)5時03分頃、滋賀県北部を震源とするマグニチュード4.6、深さ13kmと推定される地震が発生しました。この地震で岐阜県揖斐川町で最大震度4、滋賀県彦根市や長浜市、米原市、近江八幡市、岐阜県関ケ原町、本巣市、福井県敦賀市など広い範囲で震度3の揺れを観測しています。また、約3時間後の8時17分頃にもほぼ同じ震源でマグニチュード4.4の地震が発生し、最大震度3を観測しました。
滋賀県北部を震源とする震度4以上の地震は2014年12月以来です。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
琵琶湖が断層の活動によって形成されたと言われているように、滋賀県内には知られている活断層が多数存在しています。今回の地震の震源は、「柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯」に近く、地震のメカニズムはこの断層帯の活動タイプと同様です。
琵琶湖の東岸では1994年にマグニチュード5.3の地震が発生し、彦根市や三重県四日市市で震度4を観測しました。また、1909年には姉川地震(江濃地震)と呼ばれるマグニチュード6.8の地震によって、大きな被害の出た記録も残っています。
政府の地震調査研究推進本部は「柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯」の今後の活動について、断層帯北部で30年位以内にほぼ0%(マグニチュード7.6程度)、中部や南部に関しては平均活動間隔がわかっていないため、不明としています。
滋賀県北部を震源とする震度4以上の地震は2014年12月以来です。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
琵琶湖が断層の活動によって形成されたと言われているように、滋賀県内には知られている活断層が多数存在しています。今回の地震の震源は、「柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯」に近く、地震のメカニズムはこの断層帯の活動タイプと同様です。
琵琶湖の東岸では1994年にマグニチュード5.3の地震が発生し、彦根市や三重県四日市市で震度4を観測しました。また、1909年には姉川地震(江濃地震)と呼ばれるマグニチュード6.8の地震によって、大きな被害の出た記録も残っています。
政府の地震調査研究推進本部は「柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯」の今後の活動について、断層帯北部で30年位以内にほぼ0%(マグニチュード7.6程度)、中部や南部に関しては平均活動間隔がわかっていないため、不明としています。
世界:バヌアツ近海でM6.9の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は4回発生しています。最も大きなものは16日(月)と22日(日)にサウスサンドウィッチ諸島近海で発生した地震と、18日(水)にバヌアツ近海で発生したマグニチュード6.9の地震です。
日本時間の18日(水)夕方に南太平洋のバヌアツ近海でマグニチュード6.9、深さ約90kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
バヌアツ近海は太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界に位置し、しばしば大きな地震が発生しています。今回の震源近くでは2015年にマグニチュード7.1、深さ約135kmの地震が起きるなど、やや深い所の大きな地震が目立っています。
日本時間の18日(水)夕方に南太平洋のバヌアツ近海でマグニチュード6.9、深さ約90kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
バヌアツ近海は太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界に位置し、しばしば大きな地震が発生しています。今回の震源近くでは2015年にマグニチュード7.1、深さ約135kmの地震が起きるなど、やや深い所の大きな地震が目立っています。
8月は大きな地震の発生が増加
今月は世界的に大きな地震の発生が多くなっています。8月21日(土)の時点でマグニチュード6.5以上の地震は7回と、月別ではすでに今年最多となりました。最も大きかった地震はサウスサンドウィッチ諸島を震源とするマグニチュード8.1です。また、ハイチではマグニチュード7.2の地震によって2000人を超える方が亡くなりました。
地震は均等な間隔で起きるわけではなく、多い時期と少ない時期を繰り返します。今年の傾向を見ても、5月はマグニチュード6.5以上の発生が6回でしたが、6月はわずか1回、7月も3回に留まっていました。
地球規模の活動は人間の時間軸に比べて、長いスパンで動いています。月ごとや年ごとの変化は微妙な揺らぎに過ぎません。常日頃からの備えがやはり重要になります。
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地震は均等な間隔で起きるわけではなく、多い時期と少ない時期を繰り返します。今年の傾向を見ても、5月はマグニチュード6.5以上の発生が6回でしたが、6月はわずか1回、7月も3回に留まっていました。
地球規模の活動は人間の時間軸に比べて、長いスパンで動いています。月ごとや年ごとの変化は微妙な揺らぎに過ぎません。常日頃からの備えがやはり重要になります。
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参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。