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台風12号は明日沖縄に最接近 先島諸島で強まる風雨に警戒

2021/08/21 16:04 ウェザーニュース

8月21日(土)15時現在、台風12号(オーマイス)は沖縄の南の海上を北西に進んでいます。中心付近の最大風速が20m/sと若干、勢力を強めました。台風の北側に広がる雲が沖縄本島から奄美にかかり、接近前から雨の強まっている所があります。

明日22日(日)の昼頃に先島諸島に最も近づき、その後は東シナ海を弱まりながら北上して、週明けには熱帯低気圧に変わる見込みです。

▼台風12号 8月21日(土)15時
 存在地域   沖縄の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 25 km/h
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   20 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 30 m/s
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台風の進路に近い先島諸島で風雨強まる

22日(日)朝の雨の予想
台風12号は太平洋高気圧の縁に沿って、明日にかけて先島諸島に近づく見込みです。台風の中心を取り巻く活発な雨雲が次第にかかり、局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨が予想されます。

今回の台風は中心の近い所に活発な雨雲が密集しているため、接近に伴って急に雨・風が強まるおそれがあります。特に台風が近くを通る可能性が高い宮古島は警戒が必要です。

また、先島諸島近海では最大で5m、沖縄本島近海でも3mの高波が予想されますので、海岸には近づかないようにしてください。

熱帯低気圧に変わりながら西日本接近か

24日(火)の予想雨量
台風は沖縄付近を通過した後、週明けは東シナ海を北よりに進む見込みです。23日(月)には熱帯低気圧に変わる予想となっています。熱帯低気圧に変わった後は東よりに進路を変えて、対馬海峡方面に進む可能性があります。

現時点では直接の影響は大きくないとみられますが、熱帯低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むことで、西日本では局地的に雨の強まる可能性があります。一連の大雨の影響が残っている地域では、週明け以降の熱帯低気圧の動向に注意が必要です。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風12号の名前「オーマイス(Omais)」は米国が提案した名称で、「徘徊」という意味のパラオ語からとられています。
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