富士宮市からの富士山の様子を見ると、山肌にまとわりつくように雲が広がり、まるで雪化粧をしたかのようです。さらに山頂付近には二重、三重の笠雲も現れています。

太平洋高気圧の縁を周る暖かく湿った空気が富士山周辺には流れ込んでいて、山頂付近では風速15m/s前後の風が吹いていました。空気中の水蒸気や風の条件などが揃ったことで、こうした雲が出現したと見られます。

明日21日(土)にかけては、より湿った空気が流れ込むため富士山が見えなくなるくらい雲が広がる見込みです。
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