南太平洋 バヌアツ諸島でM7.1の地震 津波被害の心配なし
2021/08/18 20:20 ウェザーニュース
日本時間の8月18日(水)19時10分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地は南太平洋(バヌアツ諸島)で、地震の規模(マグニチュード)は7.1と推定されます。
※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。
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19時34分に気象庁は遠地地震に関する情報を発表しました。震源の近傍で津波発生の可能性があります。この地震による日本への津波の影響はありません。
PTWCは一時、バヌアツを対象に津波の脅威情報を発表していましたが、20時18分にすべて解除されました。現在までに津波は観測されていません。
バヌアツなどで津波を観測
この地震により、震源近傍では最大で0.04mの海面変動が観測されました。
観測された津波の高さ(3時28分 PTWC発表)
0.78m バヌアツ タンナ島
0.75m ニュージーランド グレートバリア島
0.48m 豪領ノーフォーク島 キングストン
0.29m 仏領ニューカレドニア ウワンヌ
震源近傍で津波の可能性
津波が発生した場合、到達までにかかる時間 米国海洋大気庁Webサイトより
太平洋津波警報センター(PTWC)はバヌアツを対象に、津波の脅威情報を発表しています。
日本の沿岸では津波被害の心配なし
気象庁によると、国内で若干の海面変動が予想される沿岸は次のとおりです。
震源近傍では“日本での震度4〜5”程度の揺れか
米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)によると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅦ程度の揺れがあった模様です。
厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度4〜5程度に相当する揺れとみられます。
揺れによる被害もない見込み
震源周辺には陸地はないため、揺れによる被害もないものと考えられます。