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九州に活発な雨雲が接近 局地的に猛烈な雨も 被害拡大のおそれ

2021/08/16 09:08 ウェザーニュース

昨日15日(日)は西日本などで雨が小康状態となりましたが、今日16日(月)は活発な雨雲が九州に接近中です。

海上では猛烈な雨が解析されていて、発雷も検知しています。これまでに記録的な雨が降った地域で再び大雨となるおそれがあるため、被害の拡大に警戒が必要です。早めの避難を心がけてください。
>>会員向け ピンポイント大雨影響予測

再び前線停滞 災害危険度さらに高まる

九州では朝から活発な雨雲がかかり始め、局地的には1時間に80mm以上の猛烈な雨が降る可能性があります。

これまでに降った雨の影響で地盤が緩んでいるため依然として土砂災害の危険度が高く、川も増水している状況です。今後の雨の影響で新たな災害が発生し、被害が拡大するおそれがあります。
>>土砂災害危険度を確認

今週後半にかけ断続的な大雨に

今後、新たに降ると予想される雨量
明日17日(火)にかけては秋雨前線が本州付近に停滞し、先日までと同様に九州北部や中国地方などで大雨となる見込みです。18日(水)以降は大雨の範囲が変化する可能性があり、湿った空気の影響を受けやすい九州南部や四国、近畿でも雨量が増えるおそれがあります。

今後新たに降る雨量は、西日本を中心に200mmを超え、多いところでは300mm以上となる予想です。
>>10日先までの天気と気温
地域別 大雨のピーク時間帯予想
11日(水)頃から始まった今回の大雨は、1週間以上にわたる長期間に及び、20日(金)頃まで続くおそれがあります。

最新の気象情報や、自治体からの避難情報をこまめに確認し、逃げ遅れないよう危険な場所から避難するようにしてください。「自分は大丈夫」という心理が働きやすくなるため、避難の際は周囲の人とも声を掛け合い、遠方に住む家族などにも避難を呼びかけるなども有効です。
>>27時間先までの雨雲レーダーをアプリで見る