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西日本や北陸で土砂災害の危険度高まる がけ崩れと土石流の前兆を解説 

2021/08/13 12:38 ウェザーニュース

今日13日(金)も秋雨前線の活動が活発になり、九州や中国四国、北陸では激しい雨が続くおそれがあります。来週にかけても雨が続き、特に西日本や北陸、東海、甲信などで大雨に厳重な警戒が必要です。大雨となっている地域では、土砂災害に警戒してください。

土砂災害は、早めに発生の前兆を察知して、明るいうちに避難することが重要です。ここでは、がけ崩れと土石流の前兆について説明します。
がけ崩れとは、地中に大量の水分を含み、土の層から急激に斜面が流れ落ちることを言います。

がけから割れ目、ひび割れが入るということはすでに土の層に隙間ができ、土砂崩れが起きる手前になります。また、山の木と木がこすれ合うことで異様な匂いが漂います。
土石流とは山の土砂や木、川底の石や土砂が上流で溜まり、大雨などによって一気に下流へと押し流されるものをいいます。

このため、川に流木が混ざったり濁ることがサインになります。また川の水位が急に下がるということは、上流で川の水がせき止められていることになります。

発見したらすぐに避難を

昼間に土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、明るいうちに、すぐにその場を離れ、親戚や知人の家に避難しましょう。

夜になると周囲が暗く、大雨の中では水路と道路との区別がつかず、流される危険性があります。電話などで消防や自治体に助けを求めることも一つの方法です。

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