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大雨災害への対策 事前に備えるべきものや行動

2021/08/12 15:29 ウェザーニュース

夏から秋にかけて大雨や台風、ゲリラ豪雨など様々な災害が発生するおそれがあります。

災害が発生する前に対策としてできること、事前に備えるべき物や行動についてまとめました。

冠水・浸水への対策

・排水溝の掃除
排水溝の上に落ち葉やゴミが溜まっていると、雨水が流れこまず少しの雨でも周囲に水が溜まりやすくなってしまうので、雨が降る前に掃除しておいてください。

・土嚢の準備
建物や敷地内への水の侵入を抑えるために、土嚢を準備しておくことをおすすめします。すぐに設置できるように、玄関や敷地の入り口近くなどに置いておくとよさそうです。ホームセンターなどで購入することもできます。

※暗くなってからの屋外作業は危険ですので、昼間のうちに対策してください。

土砂災害への対策

・ハザードマップの確認
自分の住んでいるところが土地が低く浸水が発生しやすい、自宅周辺や避難所までの移動経路に急斜面があるなど、浸水や土砂災害の危険性がどのくらいあるのかを把握しておくことが重要です。

浸水への対策とともに、周辺でどのような災害が起こりうるのかを認識して、避難経路を何パターンか想定しておくとよさそうです。パソコンやスマートフォンでも確認することができます。

・情報収集と早めの避難
土砂災害は発生する前に避難をしておくことが重要です。そのためには、気象情報や自治体からの避難情報をテレビやラジオ、スマートフォンなどで、すぐに確認できるようにしておく必要があります。

自宅の近くに急な斜面がある方は、できるだけ斜面から離れた部屋で過ごすようにしてください。避難情報が発表される前でも、近くの斜面で「異常な音が聞こえる」「泥水が流れ出す」など異変を感じたら、できるだけ早く避難するようにしてください。

避難する際にも崖の近くを通らないようなルートで移動してください。

ライフラインの対策

・食糧や水の備蓄
自宅にいても停電などにより水道が不通になったり、ガスが使用できなくなることがあります。事前に浴槽へ水を張っておいて生活用水として使用したり、ガスやお湯を使わなくてもよい食料を準備しておくことをおすすめします。

・懐中電灯や電池、携帯電話の充電池の準備
停電時に困る灯りの確保、情報入手や連絡手段として使用する携帯電話の予備充電バッテリーも忘れずに準備しておいてください。

・暑さや寒さへの対策
停電時には、夏にエアコンが使えなくなったり、冬に暖房が使えなくなったりと、温度調節をするためのものも必要になってきます。うちわや扇子、ブランケットや使い捨てカイロなど、季節に応じた気温への対策グッズも準備しておいてください。

>>最新の天気や避難情報などをアプリで見る

参考資料など

平塚市HP http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/bosai/page-c_02782.html
政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201106/2.html