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九州北部で非常に激しい雨 福岡県などに大雨警報発表

2021/08/11 13:58 ウェザーニュース

秋雨前線の影響で、西日本では雨が降り始めています。午後になり、九州北部に活発な雨雲がかかり始め、一部で1時間に50mm以上の非常に激しい雨が解析されています。

13時45分現在、佐賀県や福岡県、長崎県の一部に大雨警報が、長崎県の小値賀町には土砂災害警戒情報が発表されています。

今夜にかけて土砂災害や浸水等に警戒するとともに、来週にかけて予想される断続的な大雨に厳重に警戒してください。

九州は今朝から激しい雨

秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が不安定と鳴り雨雲が発達しています。

特に長崎県の五島列島周辺で雨が強まっていて、レーダー解析雨量では、海上では1時間に80mm以上の猛烈な雨が降っているとみられます。

今夜にかけて発達した雨雲が九州北部にかかりやすい状況が続くため、土砂災害や浸水等に警戒してください。
» 最新の雨雲レーダー

来週にかけ大雨災害に厳重に警戒を

3日先までの降水量の予想
西日本では来週にかけて、梅雨の最盛期のように太平洋高気圧の縁を周る湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になり、中国地方や四国、近畿、東海でも激しい雨の降ることがあって、大雨となるところがある予想です。

場所によっては2018年のいわゆる「西日本豪雨」のときの雨量に匹敵する大雨となるおそれがあり、大規模な土砂災害や河川氾濫などにつながる懸念があります。

ハザードマップなどを確認してあらかじめ自分のいる場所の災害リスクを把握するとともに、最新の気象情報をこまめに確認し、いざという時に即座に対応出来るよう早めに備えを進めてください。
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