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コロナ禍での避難への備え 非常持ち出し袋の中身に追加したいもの

2021/08/11 11:21 ウェザーニュース

ゲリラ豪雨や長く降り続く雨、台風などによる大雨災害、大地震や津波による災害など、いざという時のために非常持ち出し袋を準備しているご家庭も多いと思います。

従来から必要とされているものに加えて、最近は新型コロナウイルスへの感染対策に必要なものも準備しておかないといけません。災害発生が呼びかけられている今、もう一度、非常持ち出し袋の中身を確認しておくことをおすすめします。

一般的な非常用持ち出し袋の中身

□水
□食品
□防災用ヘルメット・防災ずきん
□衣類・下着
□レインウェア
□紐なしのズック靴
□懐中電灯
□携帯ラジオ
□予備電池・携帯充電器
□マッチ・ろうそく
□救急用品
□使い捨てカイロ
□ブランケット
□軍手
□洗面用具
□歯ブラシ・歯磨き粉
□タオル
□貴重品

この他にも、子どもや高齢者がいる家庭、女性の備えも必要になってくるので、予め調べて準備しておくと安心です。季節によって、暑さ対策用に扇子や濡らして使うためのタオル、冬には暖を取れるように使い捨てカイロなども入れておくとよいでしょう。

また、新型コロナウイルスなど感染症対策のため、次のような物も入れておくことがいつも以上に重要となります。

新型コロナなど感染症対策に有効

□マスク
□体温計
□筆記用具
□記録用ノート
□手指消毒用アルコール
□石鹸・ハンドソープ
□ウェットティッシュ
□家庭での常備薬
□ビニール袋(大小)

非常食や飲料水などだけでなく、感染を予防するために、こうした持ち物も事前に非常持ち出し袋に入れておくようにしましょう。


災害はいつ発生するかわかりません。今一度、中身を見直して、必要なものが不足していたら早めに補充しておくようにしてください。

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参考資料など

取材:横浜鶴見リハビリテーション病院 吉田勝明院長
参考:内閣府HP