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東京・八王子で39.0℃など関東で猛暑 札幌は10月並みの肌寒さに

2021/08/10 15:59 ウェザーニュース

今日10日(火)は台風9号から変わった低気圧が、各地の気温に大きく影響しました。気温が上がったのが関東で、東京都心で今年初の猛暑日を記録するなど、厳しい暑さになっています。逆に気温が下がったのは北海道です。

東京都心で今年初の猛暑日

今日の関東は上空に暖かな空気が流れ込んでいたことに加え、低気圧に向かって吹き込む風がフェーン現象を引き起こし、厳しい暑さになりました。

15時時点で最も気温が高くなった東京都八王子市は39.0℃まで上昇、そのほか、茨城県水戸市で37.4℃、埼玉県熊谷市で37.2℃など体温を上回るような所が多く、東京都心でも今年初めての猛暑日となる36.8℃を観測しています。

一方で北海道は低気圧の雨雲に覆われて雨が強まった上、冷たい風が吹き込むことで気温が上がらず、ほとんどの所が20℃未満です。札幌市は10月上旬並みの18.4℃で、6月19日以来の10℃台となりました。

明日は関東も暑さ落ち着く

11日(水)の天気と気温
明日11日(水)も関東は上空の暖かな空気が東に離れ、風も弱まるためフェーン現象は起こりにくくなります。強い日差しで30℃は超えるため、暑いことに変わりはないものの、今日よりは多少しのぎやすくなる見込みです。

北海道は日差しが戻って20℃以上の所が多くなります。それでも半袖では少し肌寒く感じられるくらいです。

なお、明後日12日(木)以降は前線が停滞するため広い範囲で雨の降りやすい天気が続き、しばらくは厳しい暑さになりません。
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