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台風10号は8日(日)明朝に関東に最接近 今夜から雨風強まる

2021/08/07 11:04 ウェザーニュース

台風10号(ミリネ)は、8月7日(土)9時現在、日本の南にあって時速25kmで北東に進んでいます。

この後はやや発達しながら北東に進み、明日8日(日)の朝に関東の南岸を通過する予想です。

本州に上陸する可能性は低くなっていますが、関東や東海、東北の太平洋側では荒天に警戒が必要です。

▼台風10号 8月7日(土)9時
 存在地域   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北東 25 km/h
 中心気圧   990 hPa
 最大風速   20 m/s
 最大瞬間風速 30 m/s
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今夜は遅い時間ほど荒天に

8日(日)未明の雨の予想
台風10号の接近に伴い、午後には伊豆諸島、夕方以降には関東や東海に台風本体の雨雲が流れ込み始めます。

関東や東海では今夜になると雨が強まり、沿岸部では風も強まります。夜は遅い時間ほど荒れた天気になるので、昼間のうちに側溝の掃除や飛ばされやすいものの片付けなどの対策をして、今夜は早めに帰宅するようにしてください。明日の昼頃まで荒天が続く予想です。

伊豆諸島は大荒れの天気に

台風の中心に近い伊豆諸島では徐々に大荒れの天気になります。台風は暴風域を伴わない予想ではあるものの、中心近くでは平均で20m/s、瞬間的には30m/sを超える強い風が吹き荒れます。沿岸では高波に警戒が必要です。午後は外出を極力控えて、安全な屋内で過ごすようにしてください。

東北太平洋側は雨風強い

台風10号は明日8日の昼頃になると関東の東の海上に移動し、関東では荒天のピークを越えます。一方、東北太平洋側では雨雲の流れ込みが続き、沿岸部を中心に雨風が強い状態が続く見込みです。荒天の間は不要不急の外出を控えた方が安心です。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風9号の名前「ルピート(Lupit)」はフィリピンが提案した名称で、「冷酷な」という意味の言葉からとられています。
台風10号の名前「ミリネ(Mirinae / 미리내)」は韓国が提案した名称で、「天の川」のことをさす言葉からとられています。
台風11号の名前「ニーダ(Nida)」はタイが提案した名称で、女性の名前からとられています。
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