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台風10号北上で明日から雨に 関東最接近の8日(日)朝は風雨強まる

2021/08/06 18:14 ウェザーニュース

台風10号(ミリネ)は、今日8月6日(金)15時現在、沖縄・南大東島の北東の海上を東北東に進んでいます。

この後は勢力を少し強めるものの、暴風域は伴わない予想となっています。明日7日(土)にかけてやや北よりに進路を変え、8日(日)の朝に関東に最も近づく見込みです。

▼台風10号 8月6日(金)15時
 存在地域   南大東島の北東約250km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     東北東 25 km/h
 中心気圧   990 hPa
 最大風速   20 m/s
 最大瞬間風速 30 m/s
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台風最接近時は関東南部で風雨が強まるおそれ

8日(日)未明の雨の予想
関東や東海は台風の接近前の明日7日(土)から、湿った空気が流れ込むことで雨の降る所が多くなります。台風の本体が近づく7日(土)深夜から8日(日)の朝にかけては非常に激しい雨の降るおそれがあります。7月に大規模な土石流に見舞われた静岡県熱海市でも、災害発生以降では最も強い雨となる予想で、新たな災害の発生に警戒が必要です。

台風は暴風域を伴わない予想ではあるものの、中心近くでは平均で20m/s、瞬間的には30m/sを超える強い風が吹き荒れます。台風の進路に近い伊豆諸島や関東沿岸部は雨だけではなく、強風への備えも必要です。風雨のピークとなる8日(日)午前中は無理な外出を避けるようにしてください。
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台風9号は8日(日)までに熱帯低気圧に弱まる

台風9号 進路予想
台風9号(ルピート)は、6日(金)15時現在、台湾海峡付近を東にゆっくり進んでいます。8日(日)には勢力を弱めて熱帯低気圧に変わる見込みです。台風ではなくなるものの、周辺の湿った空気が日本付近に流れ込んで、連休明けに雨の強まるおそれがあるため、油断が出来ません。

▼台風9号 8月6日(金)15時
 存在地域   台湾海峡
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     東 ゆっくり
 中心気圧   992 hPa
 最大風速   20 m/s
 最大瞬間風速 30 m/s
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台風11号は大きな影響がない見込み

台風11号(ニーダ)は、日本の東の海上を北東に進んでいます。日本から次第に離れる進路を取るため、大きな影響はありません。

▼台風11号 8月6日(金)15時
 存在地域   日本の東
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北東 30 km/h
 中心気圧   994 hPa
 最大風速   23 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風9号の名前「ルピート(Lupit)」はフィリピンが提案した名称で、「冷酷な」という意味の言葉からとられています。
台風10号の名前「ミリネ(Mirinae / 미리내)」は韓国が提案した名称で、「天の川」のことをさす言葉からとられています。
台風11号の名前「ニーダ(Nida)」はタイが提案した名称で、女性の名前からとられています。
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