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今年の夏もそろそろ折り返し 東日本、北日本は厳しい残暑

2021/08/05 15:35 ウェザーニュース

気象庁は8月7日から9月6日までの1か月予報を発表しました。8月後半は夏の太平洋高気圧の勢力が強く、日本付近に暖かな空気が流れ込みやすくなります。東日本や北日本では平年よりも気温が高く、厳しい残暑となる見込みです。

東日本、北日本で残暑厳しい

この先1か月の気温予想
夏の太平洋高気圧は8月後半にかけて日本付近に張り出す見込みです。南から暖かな空気の流れ込みやすい状況となり、特に東日本から北日本にかけては残暑が厳しくなります。

北海道の記録的な暑さは来週になると少し落ち着きますが、8月後半以降も平年に比べると気温は高めとなる予想です。

西日本は平年並みで、いつもの年と同様の残暑となります。沖縄や奄美は夏の高気圧の西への張り出しが弱いため、平年並みか平年より低めの気温です。

日本海側は雨量が多くなる予想

この先1か月の降水量予想
夏の高気圧の周囲を回るように、西日本から東日本の日本海側や北日本に湿った空気が流れ込むため、降水量は平年よりも多い予想となっています。台風や前線の影響を受けた場合は大雨となる可能性も出てきますので、注意が必要です。

関東から西の太平洋側は晴れる日が多く、降水量は平年並みの予想です。
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