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今朝発生の熱帯低気圧は台風まで発達せず 影響で関東や東海は雨に

2021/08/01 17:41 ウェザーニュース

今日1日(日)の午前3時に小笠原諸島近海で熱帯低気圧が発生しました。台風まで発達する可能性は非常に低いものの、2日(月)~3日(火)にかけて本州に近づく見込みです。

明後日にかけて本州に接近

今日未明に発生した熱帯低気圧は小笠原諸島の近海を時速20kmで北西に進んでいます。周辺の海面水温がそれほど高くないことなどから、あまり発達することはなく、台風にはならない見込みです。

この後は太平洋高気圧の縁を回るような形で北西に進み、明日2日(月)の朝には伊豆諸島の南の海上に達し、明後日3日(火)の朝には紀伊半島にかなり近づく予想となっています。

明日の午後は関東で一時的に土砂降りの雨

2日(月)昼の雨の予想
熱帯低気圧に向かって吹き込む湿った空気の影響で、中心の北側に雨雲が大きく広がり、明日の朝には房総半島など関東の一部にかかってくる予想です。熱帯低気圧の北上とともに雨の範囲は広がって、午後にかけては関東で一時的に土砂降りの雨になることもありますので、外出時は傘が欠かせません。

明日の夜以降は東海や近畿の南部などで雨が降り出し、明後日3日(火)にかけては局地的に激しい雨の降るおそれがあります。地形の影響で雨が強まりやすい、紀伊半島の南東斜面では特に注意が必要です。

熱帯低気圧の進路がズレた場合は、雨の強まる地域が変化しますので、最新の情報をご確認ください。
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