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北海道で記録的な暑さ 旭川は観測史上1位の36.2℃

2021/07/27 15:29 ウェザーニュース

今日27日(火)は西日本や東海、北海道で厳しい暑さになっています。特に北海道の内陸部で気温が高く、旭川市などで観測史上1位の記録を更新しました。

岩見沢では史上初の猛暑日

夏の高気圧は北への張り出しが強く、北海道方面を広く覆っています。台風8号の北上に伴って東よりの風がやや強く吹いており、旭川市を含む上川盆地などは、北見山地から吹き降りてくる風によってフェーン現象が加わりました。

旭川市は13時14分に36.2℃を観測し、1888年の統計開始以来1位の記録を更新しました。冬には-30℃以下の寒さを記録することが多い、同じ旭川市の江丹別でも36.9℃まで上昇。また、岩見沢市では35.0℃まで上がって、史上初めての猛暑日になっています。

西日本や東海でも暑さは厳しく、15時の時点で今日の全国最高となった大分県日田市は37.3℃まで上がりました。全国の猛暑日地点は55地点を数えています。

北海道は明日以降も暑さ続く

28日(水)の天気と気温
高気圧が北に張り出した状態は明日28日(水)も続き、旭川市は連日の猛暑日予想となっています。

旭川市は7月13日から今日で15日連続真夏日になっており、こちらは統計開始以来2番目の長さです。今の所、7月いっぱいは30℃以上となる見込みで、1916年に記録した17日連続を上回る可能性が高くなっています。これまでにない暑さで体調を崩さないよう、十分に注意をしてください。

明日は関東でも天気が回復し、東京都心で33℃予想と厳しい暑さが戻ります。日本海に進む台風8号に向かって湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本は蒸し暑い一日です。熱中症対策が欠かせません。
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