関東以西の太平洋側に大半が上陸
日本に上陸する台風の大部分は南もしくは西から近づくため、その方向に海岸線を持つ都道府県の上陸数が多くなります。鹿児島県の40個を筆頭に、高知県、和歌山県、静岡県の上位4県で、過去に上陸した台風の半数以上を占め、関東以西の太平洋側が圧倒的です。
同じ太平洋側でも東側が海に面した茨城県から岩手県に上陸したケースは、岩手県大船渡市付近に上陸した2016年台風10号のひとつだけです。
2016年の台風10号は今回と同様に関東の東海上を北上した後、岩手県大船渡付近に上陸しました。上陸時に「強い勢力」を保っていたため、一概に比較は出来ないものの、岩手県内で24時間雨量が200mm超える記録的な大雨によって川が氾濫し、大きな被害をもたらしました。
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同じ太平洋側でも東側が海に面した茨城県から岩手県に上陸したケースは、岩手県大船渡市付近に上陸した2016年台風10号のひとつだけです。
2016年の台風10号は今回と同様に関東の東海上を北上した後、岩手県大船渡付近に上陸しました。上陸時に「強い勢力」を保っていたため、一概に比較は出来ないものの、岩手県内で24時間雨量が200mm超える記録的な大雨によって川が氾濫し、大きな被害をもたらしました。
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今回も総雨量が200mm前後のおそれ
台風8号でも最悪の場合は1時間に80mmを超えるような猛烈な雨となり、総雨量が200mm前後に達するそれがあります。東北太平洋側は西日本などの多雨地域と比べると、川の許容流量や地盤の強化状況などが違うため、少ない雨量で土砂災害や洪水などの被害が発生してもおかしくありません。
増水した川や水路等に近づくと危険ですので、様子を見に行ったりしないでください。また、冠水した道路等では側溝などとの境目がわかりづらくなり、車や人が転落して流されるおそれがありますので、荒天の最中はむやみな外出はおやめください。夜間帯が雨のピークになりますので、雨への備えや避難などは明るいうちに済ませる必要があります。
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増水した川や水路等に近づくと危険ですので、様子を見に行ったりしないでください。また、冠水した道路等では側溝などとの境目がわかりづらくなり、車や人が転落して流されるおそれがありますので、荒天の最中はむやみな外出はおやめください。夜間帯が雨のピークになりますので、雨への備えや避難などは明るいうちに済ませる必要があります。
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