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台風8号 27日(火)頃に関東や東北にかなり接近・上陸のおそれ

2021/07/25 07:36 ウェザーニュース

7月25日(日)6時現在、台風8号(ニパルタック)は南鳥島近海を北に進んでいます。顕著な発達は予想されないものの、27日(火)頃に関東や東北地方にかなり接近・上陸するおそれがあるため警戒が必要です。

▼台風8号 7月25日(日)6時
 存在地域   南鳥島近海
 大きさ階級  大型
 強さ階級   //
 移動     北 15 km/h
 中心気圧   994 hPa
 最大風速   20 m/s
 最大瞬間風速 30 m/s

大型で強い台風6号(インファ)は沖縄から徐々に離れていきますが、まだ活発な雨雲がかかりやすく、午前中までは強い風も吹くため警戒を続ける必要があります。

▼台風6号 7月25日(日)6時
 存在地域   東シナ海
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     北北西 15 km/h
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s
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※予報円の大きさは勢力ではなく進路の不確実性を示します。

8号 予測が不確実 進路次第で影響が変化

世界の気象機関の予測
台風8号は現時点では雲の組織化が弱く、この先も渦が何度か生まれ変わりながら積乱雲がまとまってくるとみられます。このため勢力はさほど強まらない予想で、暴風域を伴わずに北上してくる見込みです。

中心の追跡が難しいことから、進路予報の不確実性が高く、アメリカやヨーロッパなど世界各国の気象機関のシミュレーション結果も大きく分かれている状況です。

現時点の予報では、27日(火)頃に関東から東北地方にかなり接近・または上陸する可能性が高いと考えられます。

進行方向右側半円では大雨や強い風が特に顕著になるおそれがあります。進路次第で影響が大きく変わるため、今後の情報に注意してください。
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6号 沖縄:午後には天気回復へ

台風6号の進路予想
動きに鈍い台風6号は東シナ海を北上して南西諸島から徐々に離れていきます。南西諸島では午前中、強雨や強風のおそれがあるものの、午後はゆっくりと天気が回復に向かって少しホッとできそうです。

沿岸では波が高い状態が続くので引き続き高波に注意してください。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風6号の名前「インファ(In-fa)」はマカオが提案した名称で、花火のことを意味する語からとられています。台風8号の名前「ニパルタック(Nepartak)」はミクロネシアが提案した名称で、有名な戦士の名前からとられています。
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