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台風8号 27日(火)頃に関東や東北に接近・上陸のおそれ

2021/07/24 16:43 ウェザーニュース

7月24日(土)15時現在、台風8号(ニパルタック)は南鳥島近海を北北東に進んでいます。顕著な発達は予想されないものの、27日(火)頃に関東や東北地方にかなり接近・上陸するおそれがあるため警戒が必要です。

▼台風8号 7月24日(土)15時
 存在地域   南鳥島近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北東 15 km/h
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s

大型で強い台風6号(インファ)は沖縄から離れ始めたものの、まだ活発な雨雲が陸地にかかり、非常に強い風が吹いているため警戒を続ける必要があります。

▼台風6号 7月24日(土)15時
 存在地域   久米島の西北西約260km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     北北西 15 km/h
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s
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※予報円の大きさは勢力ではなく進路の不確実性を示します。

8号 予測が不確実 進路次第で影響が変化

世界の気象機関の予測
台風8号は現時点では雲の組織化が弱く、この先も渦が何度か生まれ変わりながら積乱雲がまとまってくるとみられます。このため勢力はさほど強まらない予想で、暴風域を伴わずに北上してくる見込みです。

中心の追跡が難しいことから、進路予報の不確実性が高く、アメリカやヨーロッパなど世界各国の気象機関のシミュレーション結果も大きく分かれている状況です。

現時点の予報では、27日(火)頃に関東から東北地方にかなり接近・または上陸する可能性が高いと考えられます。

進行方向右側半円では大雨や強い風が特に顕著になるおそれがあります。進路次第で影響が大きく変わるため、今後の情報に注意してください。
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6号 明日にはピーク越える予想

衛星画像
台風6号の中心を取り巻く活発な雨雲や、アウターバンドと呼ばれる帯状の雨雲によって、沖縄県の先島諸島から沖縄本島地方にかけて、強い風が吹き、雨の降っているところがあります。

台風の動きが遅いため影響が長引いていますが、明日25日(日)には徐々に影響がおさまってくるとみられます。台風の影響が小さくなるまでは外出を控え、引き続き安全を確保するようにしてください。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風6号の名前「インファ(In-fa)」はマカオが提案した名称で、花火のことを意味する語からとられています。台風8号の名前「ニパルタック(Nepartak)」はミクロネシアが提案した名称で、有名な戦士の名前からとられています。
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