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牛乳パックで作れる! 溶けにくい透明氷

2021/07/26 01:16 ウェザーニュース

暑い時期は飲み物などで氷の出番が多くなります。お店で出てくる氷は透き通った透明な色をしていますが、自宅で氷を作ると白っぽいしとけやすいですよね。

家庭の冷蔵庫では、透明で溶けにくいプロのような氷は作れないのでしょうか。東京浅草のたい焼きとかき氷の店「求楽」の尾崎陽司さんに氷が白くなる理由と透明な氷の作り方を教えてもらいました。

不純物があると氷は白くなる

「溶けにくい透明氷は家庭の冷蔵庫でも作ることはできます。氷が白くなるのは水に不純物が入っているから。水道水には空気やミネラル、カルキなどの不純物が入っていて、それらが一緒に凍ると白く濁ってしまうのです。また空気が入っていると、その空気に触れている氷から溶け始めるので、白い氷は早く溶けてしまいます」(尾崎さん)

溶けにくい透明氷が自宅で作れる!?

それでは家で溶けにくい透明氷を作るのは難しいのでしょうか。また、水道水でも作れるのでしょうか。

「水は水道水でもOKですが、一度沸騰させたものを使いましょう。また、ゆっくり凍らせること、そして半分ぐらい凍ったら、残りの水の部分を捨てることが大切です。

沸騰させるのは、空気を抜くためです。ゆっくり凍らせて途中で残りの水を捨てるのは、不純物が凍る速度は水が凍る速度より遅いので、先に水だけを凍らせておいて、不純物が凍る前にそれを捨てるためです。

ゆっくり凍らせるには製氷する器にタオルを巻くとよいでしょう。プロが使う氷はマイナス9℃ぐらいでゆっくり凍らせたものです。家庭の冷凍庫だとマイナス20℃~18℃なので、低すぎるためタオルを巻くのです。これで溶けにくい透明氷ができます」(尾崎さん)
牛乳パックを使うと良い!?
「製氷する器はタオルを巻きやすい牛乳パックもおすすめです。1000mlだと冷凍庫に入らないので、500mlのパックが良いでしょう。氷ができたらパックを破って取り出し、包丁の背などで氷を叩いて適当な大きさに割ると、透明のきれいなかち割り氷が作れます」(尾崎さん)

【透明氷の作り方】
(1)水を沸騰させる
(2)沸騰後に粗熱を取ったら製氷器にゆっくり注ぐ
(3)製氷する器をタオルで包んで冷凍庫へ
(4)半分ぐらい凍ったところで残りの水を捨てる

家でも溶けにくい透明氷ができるなら、冷たい飲み物やかき氷がおいしくいただけますね。この夏に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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